第2章

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「相手のクルス・ストレンジャーってのは、どういうやつなんだ?」 移動の最中に、俺はシャロンにそう聞いてみた。 「クルスは一学年で一番強い人。」 一年で最強か。そりゃこんな空気にもなるな。 というか…… 「おまえらって、一年だったんだな。」 「今更。ちなみに一年D組。」 そんなことを話してる間に、中央まで来たようだ。 さて、敵さんの準備も万端のようだし、行ってくるか。 「よし、じゃあ行ってくるぜ。」 「頑張って。」 感情の篭ってない声でそういわれ、俺は送り出された。 ―――――――
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