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「~~♪……」
『~~♪…』
シーン…
ギターと歌声が止み静けさが戻ってきた。
「…楽しかった。……ありがとう」
そう床井は言って、机に腰を掛けていた身体を上げ荷物を持ちドアに向かっていく。
「と、床井、ちょっと待って!!」
ピタッ
俺の言葉に床井は足を止めた。
「…床井は……ヤ。……まい、って……呼んで」
「えっ?」
「…まい……だよ?」
「お、おう、舞」
床井の笑顔がキレイ過ぎて、引き込まれてしまい返事が曖昧になる。
「……よろしい。…じゃ」
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