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「健ちゃん、朝早いね。お姉ちゃんに会いたかったのかな?」
「違う。バンドのメンバーにケータイで叩き起こされたんだよ」
「練習熱心だねぇ~♪お姉ちゃん、嬉しいよ!!」
とか言いながら姉貴は俺の頭を撫でてきた。
「いい加減高校生なんだからそういう扱いするなよ!!」
「えぇ~。良いじゃない♪小さい時は撫でてあげたら健ちゃん嬉しそうにしてたんだから」
「……」
見たり聞いたりの通り、姉貴は俺に甘い。
いつまでもお姉ちゃん面して俺の事を可愛がる。
恥ずかしいからやめていただきたい…。
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