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『『~~♪…』』
「「…………」」
舞のボーカルが入った直後、俺以外の二人は昨日の俺のように我を忘れ演奏を止めてしまった。
俺は演奏を続けているが、やっぱりコイツの歌声はすごいと思って、自分に集中するのに精一杯だ。
「~~~♪…さち、クリス、……どうしたの?」
歌っていた舞が二人の様子を見て歌うのを止めた。
「あっ…、ご、ごめんね!ちょっと間違えちゃったみたい!!」
「お、俺もちょっと」
朝の時、舞の加入を渋っていたクリスも自分の予想の遥か上を行っていたらしく笑うしか出来ないようだ。
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