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「そんじゃまたなぁ~」
「さっさと失せろ、リア充一号」
「誰がリア充一号だ!!」
俺たちは時間いっぱいまで使ってスタジオ練習をやり今、各々帰り道につこうとしている。
「舞、今日は楽しかったよ!!また明日ね♪」
「…私も…だよ。……さち、ばいばい」
女の子二人は女の子らしく俺らの会話はスルーして二人で済ませてた。
「そういや舞、うちのバンドのオリジナルの音源と譜面渡すから俺ん家に寄れるか?」
「…けんいちの、………はうす…?」
何故英語?
「時間的にもアレだから大丈夫か?」
「…よゆー」
そう舞は答えた途端、両手を広げ走り出した。
そういやアイツ、俺ん家知ってるのか…?
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