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「…ここが…けんいちの、……はうす?」
「あぁそうだよ」
結局俺が走って舞を止め家まで案内した。
コイツの足は結構早かったから大変だったが…。
「ついでにお茶でも飲んで行くか?」
「…昆布茶、……お願い」
何と渋いチョイスだ…。
『ガチャッ…』
「ただいま」
「健ちゃぁ~…」
『バタンッ…!!!!!』
何か幻覚と幻聴がドアを開けた途端したぞ…。
「…どした…の?」
「どうやら家を間違えたらしい」
そうだ…。
きっと俺は家を間違えたんだ…。
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