大都市アールズ

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書類を渡すと、お姉さんはカウンターの奥に消えていった。 とりあえず渡された書類に記入する。 「名前はレン・オノミヤっと。 年齢は16歳。 属性は・・・とりあえず光属性でいいかな? 戦闘スタイルは・・・魔法でいいかな。 ・・・好きなタイプ?・・・特になしっと。 ・・・貧乳派?それとも巨乳派?・・・美乳っと。 ・・・彼女or彼氏はいる?・・・教える義理は無いっと。」 最後の三つなんなんだ?一応書いたけども。 「最後にこの規約に同意しますか? ・ギルドを裏切るような行為をしない」 ・犯罪に関与するような依頼は受けない ・依頼の報酬額の2割はギルドに納めること ・依頼で死亡した場合、ギルドは一切の責任を持ちません まぁ妥当な規約だな。 とりあえず同意っと。」 同意に円をつけ、最後の行に目を通す。 「なになに、因みに質問の最後の三つは別に答えなくていいです。 ・・・だったら書くなよ。」 「あ、終わった?」 丁度お姉さんが帰ってきたの書類を渡す。 「レン・オノミヤね。変わった名前ね。 年は16歳。属性は光。・・・・・・美乳派なんだ・・・クスッ。」 しまった!消すの忘れてた! 「それじゃ魔力測定をしましょうか。」 そう言って取り出したのは、水晶が取り付けられた握力計? 「この水晶に思いっきり魔力を流してね~。」 テンプレだとここで水晶が割れるんだろうけど・・・。 俺は大丈夫か? 「因みに俺の年だと平均は?」 「確か一万だったかしら?」 一万か・・・二万ぐらいでいいか。 慎重に魔力を流しながら、針の示す数字に気をつける。 「・・・・・・・・・ふぅ。」 「・・・二万五千ね。なかなか多いわね。」 まぁこんなもんだろう。 結構気力を使ったな。
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