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草薙雄二side
どうも、初めまして。
草薙雄二です。
今はマスター室に向かっているところ。
なんかミリさんに呼ばれたんだ。
何か急な依頼でも入ったのかな?
転生してからはなかなか充実した生活を送っている。
魔物を殺すのは少し辛いけど、人に危害を加えるのであれば仕方ないと割り切ったつもりだ。
おっと、危うくマスター室を通り過ぎるところだった。
コンコンッ
「入れ」
「失礼しま――グフッ!?」
入ると同時にミリさんが抱きついてきて、腹にダメージが・・・。
「ミリさん・・・もう少し弱めにお願いします。いつかこれで死にそうです。」
「いや、済まない。ユウジを見ると条件反射でな・・・。」
条件反射って・・・。
「それで呼び出した理由はなんですか?」
「あぁそれなんだが、昨日きた登録者がお前の秘密について知ってる口振りをしていたと報告があってな。」
「・・・因みに名前は?」
「レン・オノミヤ。年は16だ。属性は光。魔力量は・・・信憑性が薄いな。」
言い終わると見ていた書類を僕に渡してきた。
レン・オノミヤ・・・オノミヤ レン。
東方の国には日本に似ている場所がある。
そこの出身者かもしれないが、同じ転生者なら多分日本人かな。
「どうだ?何か分かりそうか?」
「いや、この情報だけじゃちょっと・・・。」
実際に会って見れば分かるかもしれないけど・・・。
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