8763人が本棚に入れています
本棚に追加
流石に少し警戒しながら、ゆっくりと宝箱を開ける。
そーっと中を覗くと、なんとそこには金銀財宝が箱いっぱいに詰まっていた。
「まさかの普通の宝がきた!」
まさか普通に財宝が入ってるとは思わず、喜びという感情が全くおきず、驚くばかりであった。
「まぁ、とりあえずこれで金には困らないかな?
というかどこで鑑定すればいいんだろ?
古代遺跡にあった宝なんて、そこらの鑑定士には見せれないよね。」
まぁ宝は後で考えればいいか。
もうここには用もないし、さっさとここからでよう。
帰りは何故かトラップに一回も引っかからずに外まで出れた。
「来た者は拒み、出る者は拒まず、か。
親切なのか、親切じゃないんだか分からないな。」
とりあえず遺跡探検は終わったので、更に森を散策することに。
ここでもう帰ると思った読者共。甘いな。千年伯爵が飲んでたコーヒーより甘いな。
え?例えが分からない?
まぁとにかくすごく甘いんだよ。千年伯爵は甘党だから。
話を戻すけど、俺がここで帰るわけないでしょ?
なんたって古代遺跡があるんだよ?
まだ何か一つくらいあるでしょ。
なんたって守護する森なんだし。
ということで、まだまだ探索は続行で!
まぁ閑話休題。
とにかく探索は続行なので、気の赴くまま森を進んでいく。
勿論、珍しい物を採取しながらね。
何時間ぐらい経っただろうか?
一心不乱に探索していたら、いつの間にか辺りが薄暗くなっていた。
最初のコメントを投稿しよう!