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とある日の日記④
これから先は、
胸が苦しくなる。
あと恥ずかしくもなる。
求めたのはどっちから?
私から?
キミから?
どうだろう?
(この先に何か書いてあるけど、
黒く丹念に塗りつぶされて読めない。
微かに、
私、キミ、好き、違う、好き、
と書いてあるのが見える)
誰か笑ってください。
あの想いは気のせいだって、
ただの錯覚だって、
笑ってください。
そしたら私は、
…私は…。
(そこでページが破られてしまっていて、
このページの日記は空白になっている。
ページをめくると、
真ん中に一行だけ書いてあった)
キミを忘れるなんて、出来ないよ。
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