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とある日の日記②。
誰にも見ないでほしい。
…正直、私自身にも、見てほしくない。
なのになんで書いちゃうんだろう?
なんだか切ないんだ。
センチメンタル。
きっとそうなんだと思うけど。
あの時、もし君と出逢わなければ、
こんな日記も書かなかったのに。
笑い話にもならないよ。
恋ってこんなにツラいんだっけ?
もし、あの秋の日に、
あの公園に行かなければ、
そうすればよかったのかな?
でも私達は出逢ったんだ。
二度とは出来ない恋。
きっと恋じゃなかったのかもしれない。
寂しさとか、切なさとか、
現実の時間の流れとか、
そんなのを埋めるための、
恋に似た何か。
そう思わないと、悲しくなるんだ。
ツラいんだ。
寂しがりな私の、恋にも似た、感情。
出来るなら、恋をしたい。
あの日に戻って、君を抱きしめたい。
強く、優しく。
…戻れるなら…。
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