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「結チャンどーしたの?大人しいけど。」
腰に回す手に力を入れながら男が尋ねてくる。
「…べつに…」
私は抵抗を諦め、男に連れられるままだった。
早く解放されたい。
私の頭の中はそれだけが回っている。
「そっかー、気分悪いもんね。じゃあ少し休憩する?」
男が笑顔で聞いてくる。
休憩??
ふと、私が伏せていた顔をあげると、そこには、ピンクのキラキラしたネオンの建物があった。
え━━━━━?
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