はじめての、

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「ふっ…うっ…」 「あれぇ?結チャン泣いてんの?処女じゃあるまいしいい加減ウザいよ?ほら早『おい。』え?」 「え?じゃねーよアホ面、テメェに言ってんだよ。早くその手離せ。」 その声は、唐突に、そして静かに私の耳に入ってきた。 その、はじめて出会った日から私は本気の恋を知り、叶わぬ恋をする。 でも、あなたに会えて良かった。 先生に会えて、幸せでした。
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