伝説の勇者の息子は最弱の勇者

プロローグ

ある王国に王様ゼアルと王の妻アリスがいました｡

ある日突然アリスは病にかかり､どんどん衰弱していき医者に長くは持たないと言われました･･･

そこで王は息子である鍵(けん)に世界の何処かにある何でも治せる伝説の薬草を探してくるように頼みました｡

しかし､アリスの病は普通の病ではなく･･･魔王の呪いだったのです。

それから鍵は伝説の薬草を探す旅に出て町や村の人から情報収集をしていると自分の母と同じ病の人が居る事がわかり母は病ではなく魔王の呪いで苦しんでいる事も知りました。

鍵は一度王国に帰還し今までの事を報告して魔王を倒す旅に出ました。

それから仲間を集め魔王の手下と戦う事で剣の腕を磨いていき､魔王との対決に挑んだが魔王の力は想像を絶する強さでした･･･
そこで鍵は魔王を倒すのではなく封印する事にしました。

魔王は封印され一時の平和が訪れました。
王国に戻った鍵は勇者として崇められ､父ゼアルと母アリスと暮らしていき王国の危機を何度も救いました。

勇者に勝てる物は居ないと言う人まで居ました･･･
しかし勇者も人間です寿命には勝つ事は出来ません｡
だから勇者は､もうすぐ産まれてくる子供に王国を任せる事にしました。

そして勇者の子供の伝説が始まるのです･･･