桃太郎の誕生

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しかしそんなおばあさんも優しい時があるのです。 おいしい桃はおじいさんと二人で食べよう。そう思い笑顔でおじいさんの帰りを待つことにしたのです。 40分後… まだ帰ってこないおじいさんにしびれを切らしたおばあさんはとっとと一人で食ってしまおうと奥へ包丁を取りに行きました。 それにしても大きな桃です。まるで人が入っていてもおかしくないくらいです。さぞ高かったのでしょう。 近所でもケチで有名なこちらのおばあさん。よほど桃が食べたかったのでしょう。
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