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「くぅは、体と反対側にバーンッ、って飛んで行っちゃうでしょ?それは、力を入れすぎって証拠なんだよ。もうちょっとだけ、力を抜いてみ?」
薫は、ウンウンと頷いた後に「よっしゃ!」と言って集中し始めた。
二人の間に緊張感が生まれる。
「…。うりゃ!」
クルンッ。
とは行かずに手前で落ちた。
「…。弱くしすぎだから!!」
予想できた展開だったのだが、葵は思わずツッコんでしまった。
「力加減が難しいなぁ~。」
薫はツッコみをスル―し、独り言をつぶやく。
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