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次の日、棄てられた洋服を見た。
少し悲しかった。
あれも、洋服だよね?
また外に出ると待っていたかのように昨日の子がいた。
「また……変えてくれる?」
悩んだ。
また怒られる。
でも、友達が欲しい。
悩んだ。
「いいよ」
やっぱり、この格好だと他の子がよってきてくれた。
楽しかった……
だけど、長く続かなかった。
「君は……」
お父さんの会社の偉い人だった。
「こんな格好して可哀想に……」
そういうと、会社の偉い人が私の手を引っぱっていった。
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