プロローグ

5/13
前へ
/63ページ
次へ
「リーダーにさ…『潰せ!』…って、言われてんだよねぇ」 「…っ!」 だから男は嫌いなんだ。 僕は小さく震えながら睨んだ。 「何だ、その目はよぉ」 男が路地裏でも無いのに冷たい感触の鉄パイプを僕の顎に当てた。…こうなったら不意打ちで油断した所に隙をついて逃げるしかない。…よし、これでいこう、これなら相手もおそらく手を緩めてくれるに違いない! スゥ… 僕は、息を吸い込んだ。 「あ、UFO!」 そして、おもいっきり声をはりあげた。 UFOって、実在するよね?
/63ページ

最初のコメントを投稿しよう!

323人が本棚に入れています
本棚に追加