第伍局 無援

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剛健は席に戻った・・ 何も成せずして・・ この勝負が始まる前に、多すぎる人数に違和感を感じていたのは・・ 半荘につき1人の生け贄を用意しなければならないからだったのだ。 死を覚悟した麻雀・・ しかも、剛健は先ほどアガっているものの・・ 原に点数を与えていたので中々思うようには動けないのだ・・ 下手をすれば最下位の射程圏内に入る点数なのだから・・ そして・・ 次の半荘時に・・ 場には不似合いな若い少年が部屋に入ってきた。 剛健:(・・こ・・コイツ・・高校生、いや中学生か・・?・・相手も捨て身作戦を実行してきたのか・・?) すると・・ ???:おっちゃん・・トイレどこか分かる? 剛健:え・・あぁ、こっちだ。 剛健は少年をトイレに案内することになった。
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