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そして二人は路地裏から離れ 静かに眠る町を歩いていた
寿樹『なぁ』
大策『ん?』
寿樹『毎日俺らってケンカしてんな』
大策『うん せやな』
寿樹『ケンカしても金にならんし 最近俺何してんのやろって思う時あんねん』
カチッ
ジジジ
寿樹がタバコに火をつけた
寿樹『ふぅー…なーんもやる事あらへんしケンカばっかなんやろなー…』
大策『ほな何か目的作ったらええやん』
寿樹『目的って例えば?』
大策『んー…自分がやりたい事ひたすらしたらええねん んなら充実した毎日送れるぞ』
寿樹『やりたい事かー…』
寿樹『一回この町のキング的なポジションになりたい』
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