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普通に生きてきたこの人生って、何か足りないと思ってた。
まぁ、別れもあったし
恋人が居ないけど、
私は私なりに生きてきたと思う。
馬鹿だな、私。
「あのね、悠。」
「なに?どうしたの?
デーと行きたいんですか?」
「違う………」
「まさかの別れたい発言は駄目だからね」
「ごめん、私。 悠とはやっていけないよ」
「どういう事?」
「……………………別れる。ごめん」
これで走った
逃げたつもりだったけど
ダメだった。
肩をつかまれて、捕まった。
「きゃぁっ! は、離してよ!」
「まったく意味不明だよ?理由も言わず逃げんなって。」
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