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「…………そっか。お前俺のピアスの精霊だったのか。さっきはごめんな!俺、大智!よろしく。」
「あぁ。俺は第七精霊、武術の武蔵(むさし)!」
武蔵との会話が終わり周りを見る
幸子の姿がない
恵理の手からは柔らかい光が溢れている
優の頭の上には顔1つ分くらいの赤い鳥がいた
「だーいち!」
!!!???
突然後ろから声が聞こえてすぐに振り返ったがそこには誰もいなかった
しかし俺の見ている方向から呼びかける声はやまない
「この声って…………」
声の正体に気がついたころ
それは段々と姿をあらわした
真っ白なキャンパスに絵の具で色をつけていくみたいに
突然色がついていった
「幸子!その能力、便利だな!」
「そんなことないよ。止まってないと効果きれちゃうし消えるまで5秒くらいかかるみたい」
このあとも少しの間
俺たち四人はそれぞれの能力を確かめた
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