始まり

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私は菜々子…。 何処にでも いるようなごくごく普通の女子高生。 今の悩みは やっぱり恋愛?かな… プルルルル… 携帯が鳴り響く。 「もしもし?美紀だけど明日さ  授業終わったらいいとこ行かない?」 美紀は幼なじみの友達。 しかし怪しい話だ。 いつも期待ハズレな事ばかり… 「いいとこってどうせまた」 飽きれて聴く気にもならない。 とりあえずベッドに横になる。 できることなら夜中に電話しないで欲しい… 「それがさ…凄く当たるって評判の 占い師がいてさ」 「ペテン師じゃないの?興味ないし…  それに…夜中に電話しないでよ」 途中で電話を切った…。
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