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宮本は年上特有の丁寧さで真理恵を落とした。
しかし宮本は妻も子供もいる。
所謂、不倫というやつなのだ。
そんな不貞行為も気にならない程、真理恵はどんどん宮本にはまっていった。
二人が深い中になっていった2年後に真理恵は店を出したのだ。
もちろん前の店のママや同僚にはきつく叱られたが、その頃の真理恵の耳には誰の言葉も入ってはこなかった。
反対されたのち,隣町でバーを開いたのだ。
宮本がお金は出しているが、勿論お客も従業員も誰も知らない。
15人程度が入るカウンターと団体用のボックス席が1つだけある,小さなお店だが,真理恵からすると大事なお城だった。
お店の前に一際目立つ[薔薇]というピンクの看板が目印だ。
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