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「ヒロ。起きなさい。」
下でお母さんの大きな声がする
枕元に置いてある音の鳴らない目覚まし時計を手に取り、時間を見るともう8時過ぎ
しばらくボーッとしてるとまたお母さんの声が聞こえた
いつもと違って体がダルイ
ベッドからなかなか起き上がれないでいると、お母さんが努った顔で上がってきた
「起きてるなら降りてきなさい。」
「頭痛い。」
そう言うとヒロのおでこをさわった
「ちょっと熱いわね。」
お母さんは下にいき体温計を持ってきて、熱をはかるように言った
ヒロが熱をはかっている間お母さんは学校に電話してくれた
久実と隼人には自分で伝えるため隼人の携帯に電話をかけた
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