152人が本棚に入れています
本棚に追加
それからは飯塚に会うことはなく、七菜との時間を楽しんだ。
楽しい時間はあっという間に過ぎるものだ。
夕方の6時頃には七菜と別れアパートへ向かった。
バックから部屋の鍵を取り出して、開けようとしたその時
「鷹見 梓」
名前を呼ばれたので、瞬間的に振り向くと、そこにいたのは、、、
「はぁ…名前を気安く呼ばれる覚えないんですけど」
飯塚リンだった。
「ふっ」
コイツ鼻で笑いやがったぁ!?
「なに、そんなにうちのこと気になるの!?」
「は、誰がお前みたいな顔も性格もかわいくねー奴を気にするんだよ」
「っ・・・!!!」
こ、コイツ~!
言わせておけば!
「じゃあな、梓ちゃん♪」
「は!?」
この辺でうちを「梓ちゃん」と呼ぶのなんて、大家さんしかいないわけで、、、
最初のコメントを投稿しよう!