パチスロに触れる

1/6
1170人が本棚に入れています
本棚に追加
/1402ページ

パチスロに触れる

中学生生活を終え、なんとか入試を二次で合格した自分は、高校生になっていた 先輩から誘われて二度目のパチンコ屋へ行ったのはこの頃 その先輩は家が近所で、自分の幼なじみでもあり可愛がってくれてた一人 家の玄関で仲間の単車を部品交換してた時、先輩が通り掛かった そして車高短(シャコタン)のレパードから降りて声をかけてくれ、仲間に単車の改造部分をアドバイスした後 「おめーら、俺とバイトさねぇが?」 と、誘ってきた 話を聞くと、一緒にパチンコ屋へ行き、打って欲しいとの事 特にやばいバイトではなく、お前達だから頼みたいとまで言われ、翌日の朝迎えにも来るとまで 気軽に引き受け、翌日先輩の車でパチンコ屋へ 先輩から一万円ずつ自分と仲間二人に渡され、座ったのはパチスロ台 自分達は夏休みだが、平日なので周りを見ても人は少ない 両替して千円札十枚を台の下皿へ入れる 横にある機械でコインを買うらしい 千円札を入れて出て来たコインを下皿へ移すと、先輩から7を狙う様に言われた コインを三枚入れてレバーを叩くと、リールが回りだした…が、7なんか見えない すると先輩は後ろに立ったままボタンを押し、揃えたのだ
/1402ページ

最初のコメントを投稿しよう!