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パチスロに触れる
中学生生活を終え、なんとか入試を二次で合格した自分は、高校生になっていた
先輩から誘われて二度目のパチンコ屋へ行ったのはこの頃
その先輩は家が近所で、自分の幼なじみでもあり可愛がってくれてた一人
家の玄関で仲間の単車を部品交換してた時、先輩が通り掛かった
そして車高短(シャコタン)のレパードから降りて声をかけてくれ、仲間に単車の改造部分をアドバイスした後
「おめーら、俺とバイトさねぇが?」
と、誘ってきた
話を聞くと、一緒にパチンコ屋へ行き、打って欲しいとの事
特にやばいバイトではなく、お前達だから頼みたいとまで言われ、翌日の朝迎えにも来るとまで
気軽に引き受け、翌日先輩の車でパチンコ屋へ
先輩から一万円ずつ自分と仲間二人に渡され、座ったのはパチスロ台
自分達は夏休みだが、平日なので周りを見ても人は少ない
両替して千円札十枚を台の下皿へ入れる
横にある機械でコインを買うらしい
千円札を入れて出て来たコインを下皿へ移すと、先輩から7を狙う様に言われた
コインを三枚入れてレバーを叩くと、リールが回りだした…が、7なんか見えない
すると先輩は後ろに立ったままボタンを押し、揃えたのだ
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