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すると墅磨がへなぁと笑った。
「睨むなよ。お前は睨めてないから。」
睨めてない!?
「んー??意味分かってないみたいだな。」
は・・・・・・ぁ??
「意味分かんないもなにも・・・」
突然、目の前の墅磨がオレの肩に手を置いて小声で
「あはは。教えてやる。・・・・・・・・・お前は可愛いから例え睨んでたとしても俺にはきかねぇよ。それも今さっきは・・・・・・涙目だった・・・しな。」
と云った。
か・・・か・・・
「可愛い!?オレは男だぞ!?それにオレは涙目で睨んでないぞっ!!」
そういうと墅磨はさっきよりも柔らかく微笑んでオレに云った。
「可愛いよ。・・・・・・俺様の家に居る猫みたいにな。」
猫??この家・・・猫居たのか??
「カカオー!!おいで。可愛いお客さんが来たぞ。」
そう墅磨が叫ぶと部屋の奥からチャリチャリと鈴の音が聞こえた。
カカオ可愛い!!
「猫だ!!可愛いなあ!!」
オレは猫が大好きだ。
全ての動物の中でも断トツだ!!
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