-纂の好きなもの-

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「カカオ。飼い主の俺様を差し置いて客か??そんなに扶璃梦が気に入ったのか??」 不満げにカカオに云った。 「なんだ??そんなにカカオ好きなのか。カカオ行ってやれ。飼い主が不機嫌になるぞ??」 そう云ったが全然動かなかった。 「カカオ。俺様のだぞ!!」 そりゃそうだろね。オレが飼ってる訳じゃないし。 「ほら。カカオ、飯だぞ。そいつからさっさと離れようか??カカオ??」 コイツ飯で猫を釣ったな。 「てかなんでオレからカカオを離したんだ??別に良いじゃねぇか。生徒がペットと話してんだぜ??」 すると墅磨の口から意外な言葉が出てきた。 「やっぱ分かんねぇか。ハッキリ云うと俺様はお前が大好きだ。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁぁぁぁぁ!? 「いっ意味分かんねぇ!!オレとお前は男だぞ!?好きも嫌いもないだろ!?」
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