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くそっ!!
「だっ・・・だから!!オレは纂が心の底から大好きだっ!!お前以外の男も女も興味ねえ!!オレが好きなのは纂だけだ!!」
オレは恥ずかしかったからか大声で叫んでしまった。
恐る恐る纂の顔を見ると顔を真っ赤にして手で口を押さえて驚いた顔でオレを見ていた。
「大声で云う必要あったのか??」
だがすぐにその顔は崩されてクスリと笑っていた。
「ちっ違っ!!あれは恥ずかしかったからっ!!」
すると纂は近づいて
「知ってるからそんなすぐに顔そらすなよっ・・・。」
とオレの髪を触りながら云った。
オレはその元気の無い纂の声に心配してそらしていた顔を纂に即座に戻した。
「纂・・・??」
「例え嫌ってなくても、俺は即座にそらされると不安なんだよ・・・。・・・なあ??分かってくれよっ・・・。」
泣きそうな悲しそうな消えそうな声でオレに云ってきた。
「ごめん。纂・・・。そんなに嫌だったなんて知らなくて・・・。」
すると纂はオレの口にキスをしてきた。
「良いよ。云ってなかった俺も悪いしな。そんなに悲しい顔しないでくれ。」
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