第1話;転校

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『あの・・・授業始まるんじゃ』 私は、時計に目を向けながら言った。 ただいまの時刻、8時56分 授業開始が、9時から 「あー、いいよ。 俺、授業ねーし 菊地も、自己紹介してねーのに、教室に入りたくないだろ?」 ・・・その発言は、教師としてどうなんだろうか でも、授業に出なくてもいいなら好都合だ。 『はい!』 「元気一杯に答えるな」 そう言って笑った恭ちゃん
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