第1話;転校

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『あの ・・・なにか?』 早く学校行かなきゃいけないのに! 私は、携帯を開き時間を確かめた。 時刻は、8時50分 SHRが始まるのは、8時40分 完璧に遅刻だ。 「これからどこに行くの?」 ・・・・この格好を見てわからないんだろうか? 『どう見ても、学校ですよね? 今日、転校初日なのに遅れてしまったじゃないですか!』 そう言ってみたものの、それはこの男のせいではない。 でも、誰かにあたらなきゃスッキリしない。
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