ねぇ、どこか行こうよ!

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「しかし、びっくりするくらい人気だったわね~」 ギターを片付けながら、ミソラが呟く。 人と触れ合うことに慣れていないミソラは、かなり疲れているようだった。 「疲れているみたいですね。お疲れ様です。」 俺も片づけながらミソラをねぎらう。 ミソラは一息つくと、立ち上がっていった。 「そう思うならなんかおごりなさいよ!」 少し見直したのを、ぶち壊すひとことである。 そのあと、自販機でコーヒーをおごらされたのは言うまでもない。
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