鬼畜鬼とその配下

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………………💢💢。 『い……以上…です。(マジこえ~ぇ。しかし、主の命は果たしたぞ…。)』 (あのじゃじゃ馬~。長官からなんか黒く禍々しいオーラ出てるじゃね~か。) (おれ、凍死しそうだ…。) 『誘拐犯に捕まって少しは大人しくなったかと思ったが…。 あのじゃじゃ馬が、相手では犯人に同情すら湧くわ…。 しかし、まだまだ調教が生ぬるかったようだな……。 』 (調教って……馬扱いですか。) (たしかに、じゃじゃ馬姫様…だよな。) 『あっ、後一つ伝言が…あり…ます…。』 『いえ……。』 『カリカリすると頭の血管切れて本当にキョンシー長官になります…。 人間の今でも、十分怖いのにキョンシー長官におなりなったら 今後、一切籐家には関わらないで下さい。 よろしくお願い致します。 との…事…です。』 …………………💢 姫様の伝言のおかげか? その後、浚われたお嬢さん方は無事保護されて 犯人は、一人残らず捕まりました。 しかし、葵長官の機嫌はとても悪く 捕まった犯人は、長官の前に連れて行かれると 聞かれる前から、ペラペラ自供した…。 暫くの間長官室に御史はできるだけ近寄らなかったそうです。
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