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「覚えてない?君サッカー部のマネージャーやるとか言ってドリンク運んでて、俺が蹴ったボールが、みごとに君の頭にヒットしたんだけど…」
「あ、思い出した!」
「ごめんな、痛かったよな?」
そう言って私の頭を撫でる
―ドキッ―
うわ。ときめちゃった
そういえば!
「明日香、倉本明日香は?一緒にいた、女の子。」
「あぁ、俺が見てるからいいよって言って帰した。」
「そうですか…てか、今何時です?」
「8時30分だけど。」
「え!?もうそんな時間?帰らなきゃ。」
「かばんならここにあるよ。送ってく。」
「あ、いいです。一人で帰れます。」
「女が一人で夜道歩いてたら危なっかしいから。しかも、俺のせいだし。いいから、送って。」
「すいません。先輩部活で疲れてるのに…」
「先輩?俺、タメだよ?」
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