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「着いた…」
足をとめた明日が言った
「ここ?」
「うん、ここ。」
どうやら部室っぽい
「入るよ。」
「え?あたしも?」
「なーにゆってんの?当たり前でしょ!」
――トントン―
「失礼します。」
「し…しつれいします。」
「あの、サッカー部のマネージャーさんですか?」
「ええ、そうよ。あなたたちは?」
「あの、あたしたちサッカー部のマネージャーになりたくて、見学に来ました。」
「そうだったの。ちょうど今ドリンク作っててね、いまから選手に持っていこうと思ってたの。よかったら手伝ってくれないかな。」
「え?いいんですか?ぜひ、手伝わせてください!」
「え?明日香?話が違うじゃん!」
「いーじゃん、体験入部みたいなもんだって、ね?」
「はぁ…。わかった。」
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