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「……だ……れ?」
透き通るような声。でもか弱い、そんな声が背後からした。
「俺はレンカ=タニミズまぁあれだ、この洞窟を探検しに来た」
「わたしはレナ=アルフォード。もと貴族よ。今は捨てられたかわいそうな子。
……あとね、ここ知られた以上生きて帰すわけないんだよね。
…………死んでくれる?」
突然水のようなものが一直線に飛んできた。
「清きなる水よ、いまここにアクアランス!!」
……水のライトセイバーだ。
「ごめんなさい。私死にたくないんだよね」
ビュッっと切りかかってきた。
ギリギリで避けたあと後ろを見たらごつごつした岩が真っ二つだった。
音も無しに切れたと言うことだ。
……かなりやばい
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