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吐く息が白くなる冬の始まり。
俺は一人だった。
べっ……別に友達がいないんじゃないんだからね!!
ただ帰宅部だから帰るやつがいないだけだ。
｢煉和～かえr｢断る｣まだ言い終わってないよ!!｣
｢あのクソビッチどもいるしお前と帰るなんて死んでも嫌だ｣
クソビッチとだって仲良くやろうとしたよ!!
だが帰ってくるのは暴言の嵐!!
｢今日はあの子達いないから帰ろうよ～｣
む……いないのか
俺はあいつ
おっと……名前がまだだったな。
あいつはリア充こと中野滉稀
カッコいいな漢字だよまったく…
｢ああ、いいよ｣
俺はこのときに戻れたら俺を殺す勢いで殴りたい
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