エピソード1

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  佐藤side あれから一人暮らしを始めて一週間がたとうとしていた、だけど、僕は一人じゃなくなる。 勝手に話つけてうんぜん万置いて静岡に旅たった母親はいった 《新しい旦那さんの息子さんがあなたと年が近いの、だから一緒に住んで暮らしてもらうわ》 と。それで今日、新しい父親の息子が来る日。義兄弟になるのか 「松島聡‥か。」 写真と特徴だけ教えてもらいそれを頼りに今日、聡という初対面の弟を迎えにいかなきゃならないのだ 「めんどくせーっ!」 フローリングにねっころがりなんとなく天井を見つめていた、ら着信が来た 「もしもし」 《あのね、勝利》 母さんだ。またあのね?きっと電話の向こうじゃ眉を下げてるんだろう 《聡くんが昨晩電車出てって駅につくの、だからもういるんじゃないかしら》 「ちょ、まっ」 《電話しようと思ったら寝ちゃって‥》 「はぁ、いいよ。急いでいく」 電話を切り、鞄に写真や特徴がかかれた紙を入れ家を出て自転車に飛び乗った 「‥相手大荷物か」 家に入りタクシーを呼んだ _
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