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佐藤side
あれから一人暮らしを始めて一週間がたとうとしていた、だけど、僕は一人じゃなくなる。
勝手に話つけてうんぜん万置いて静岡に旅たった母親はいった
《新しい旦那さんの息子さんがあなたと年が近いの、だから一緒に住んで暮らしてもらうわ》
と。それで今日、新しい父親の息子が来る日。義兄弟になるのか
「松島聡‥か。」
写真と特徴だけ教えてもらいそれを頼りに今日、聡という初対面の弟を迎えにいかなきゃならないのだ
「めんどくせーっ!」
フローリングにねっころがりなんとなく天井を見つめていた、ら着信が来た
「もしもし」
《あのね、勝利》
母さんだ。またあのね?きっと電話の向こうじゃ眉を下げてるんだろう
《聡くんが昨晩電車出てって駅につくの、だからもういるんじゃないかしら》
「ちょ、まっ」
《電話しようと思ったら寝ちゃって‥》
「はぁ、いいよ。急いでいく」
電話を切り、鞄に写真や特徴がかかれた紙を入れ家を出て自転車に飛び乗った
「‥相手大荷物か」
家に入りタクシーを呼んだ
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