Fall in!

7/28
前へ
/74ページ
次へ
静まり返った空気の中を動じることなく、例の如く『あの少年』は、また喋りだす。 「おいおいおい。 いきなり威圧感丸出しで何しとんねん?」 と、あきれた感じで。 「何って、自己紹介。」 普通に、アキラは当然の如く返す。 「どアホぅ! ちゃうわ、何で威圧感丸出しで自己紹介すんねん。 アカンわ、アキラは、自己紹介っちゅうモンがわかってない。 自己紹介っちゅうは、ボケてなんぼや。」 「何でボケる必要があるんだよ。 アホか、いや、やはりお前はアホだったのか。」
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加