6人が本棚に入れています
本棚に追加
静まり返った空気の中を動じることなく、例の如く『あの少年』は、また喋りだす。
「おいおいおい。
いきなり威圧感丸出しで何しとんねん?」
と、あきれた感じで。
「何って、自己紹介。」
普通に、アキラは当然の如く返す。
「どアホぅ! ちゃうわ、何で威圧感丸出しで自己紹介すんねん。
アカンわ、アキラは、自己紹介っちゅうモンがわかってない。
自己紹介っちゅうは、ボケてなんぼや。」
「何でボケる必要があるんだよ。
アホか、いや、やはりお前はアホだったのか。」
最初のコメントを投稿しよう!