Fall in!

10/28
前へ
/74ページ
次へ
「じゃあ、次だ。」 「どうも~。1年3組の『春嶋 要(はるしま かなめ)』で~す。 東町、沢原中学出身でサードやってました~。 オレっちの事は、カナメ~とかハル~とか、何でもいいので好きなように呼んじゃってくださーい。」 監督と部員達は思った。 『コイツはコイツで変わった奴』だと。 「頭の中も春真っ盛りだな。」 そう呟いたのは、隣にいる少年だった。 「なんだと、このドS野郎! 中学の時だって、お前が-」 そう、ハルが言おうとした。 その時。 「まぁまぁ、2人とも、落ち着いて。」 言い争いになりそうだったので、トキオが仲裁に入る。
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加