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「じゃあ見せてもらおうか。
お前の言う自己紹介ってのを。バカ猿。」
アキラは少年に向かって言った。
「兄さん、兄さん。
これが仮に面白くなかったらどうするんでしょう?」
と、トキオは兄のアヤトに尋ねた。
「愚弟よ、こういう時、面白くなかったら『脱ぐ』って相場は決まってんだ。」
アヤトは笑いながら教える。
「へ~そうなんですか。さすが兄さん。」
トキオは納得した。
「おいおいおい。
それはつまり、わいが面白くなかったら脱げと。」
少年は抗議した。
しかし、部員達は『当たり前だろ』という顔で見る。
「じゃあ、最後な。」
と、監督は指示した。
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