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「あ~助けとかは期待しない方がいいぞ。今この場所は私が結界を張ってるからな。人どころか虫一匹近寄る事はない上、私が解除しない限り、貴様は逃げる事も出来ないからな」
男は俺を嘲笑うかの様に告げた
わかりました
これが所謂、絶体絶命というやつですね
俺の心臓は口から出てしまうんじゃないかと思うくらいバクバクと音を立てていた
「さて、いたぶりながら殺すのも趣向があっていいのだが…」
いやいや、そんな趣向は勘弁して下さい
「私も暇じゃないのでね」
じゃあ見逃せよ
こんなとこに来るなよ!
「サクっと死んで下さい」
とうとう奴は明確な殺意を持って剣を突き出した!!
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