#Episode.2#

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茶封筒の中から少しだけ見えた札束に、聖園はゴクリと息を飲んだ。 「うわ…凄い金額」 「そう?たかだか300万よ?」 「さ、300万円!?…何買えるだろう?」 子供らしい発想をする聖園に、クスクスと笑う渋谷に、銀は溜め息交じりに現金入りの茶封筒を持った。 「下らない事を言ってねぇで、サッサと朝メシにするぞ」 「は~い」 .
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