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「おはようございます、憂お嬢様。」
「ん…今日の紅茶はなに?」
「本日は、ディンブラをご用意させて頂きました。」
「ちょうだい」
憂と呼ばれた少女は、青年から受け取った紅茶を飲み一息つくと、青年にコップを渡した。
「………おはよう、彼方(かなた)。」
憂は、コップを渡すときになり青年がいたことに気付いたらしく少し青年を見て固まってから挨拶をしベッドから出た。
先程までのは寝ぼけていたようだ。
青年は憂に彼方と呼ばれ、今は憂の着替えを手伝い始めた。
憂は高校生で平日の今日は制服である。
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