君と僕

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僕の耳に聞こえるのは・・・蓮の笑い声。 「ははははは!これでお兄ちゃんは・・・僕だけのものだね!」 蓮・・・君は何を? 僕は蓮が何を言っているか分からなかった。 「悔しかったんだ・・・お父さんやお母さんにお兄ちゃんを取られる気がして・・・でも、もう大丈夫。」 僕を殺した(まぁ、死んでるけど。)って何も変わらないだろう?蓮。 僕は・・・ずっと蓮のものだよ・・・。 「毎日、毎日。遊んであげるね。僕の・・・。」 オニンギョウサン。 そう聞こえたと同時に僕の視界は真っ暗になった。
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