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亮平「下の階って、部長たちも下にいるんだぞ💦助けに行かないと…」
放送室から飛び出そうとする亮平。
清司がそれを止めようとする。
清司「バカッ、噛まれたらあのゾンビもどき…っていうかゾンビになっちまうんだぞ!それに、ゲームみたいには倒せないだろうし」
ふとテレビから
「万が一襲われたときは頭を攻撃してください。完全に動けなくするのは難しいですが、怯ませることくらいはできます。ですが、出来るだけ家の鍵を閉めて、救助が来るまで家から出ないで…」
と聞こえてきた。
亮平「ほら~、倒せるってよ?」
清司「しかたねぇな、じゃあ行くか」
そのとき、ドアの前にゆらゆらと人影が近づいてきたことに気付く。
亮平「ちょっと待て、廊下に誰かいる」
清司「人間?それともゾンビか?」
亮平「分からん。それと、「ゾ」が付く言葉は…」
言いかけたときに
ドカーーン!とドアにぶつかる音とともに、呻き声が聞こえてきた。
清司「さっそく来たのかよ!」
亮平「ちくしょう、部長を助けに行かなきゃ行けないのに!」
清司「接近するのは危険かもな。出来るだけ離れて倒すぞ」
亮平「じゃあなんか投げるもん取ってくる」
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