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そして、こうした記録は担当省庁である「総務省」に送られ残される事になるため、杉沢村のように自治体(青森県)が単独で村を抹消し、現住所が何処にあるのかという事はありえないのです。
杉沢村伝説の真相は「津山30人殺し事件」(昭和13年5月21日に岡山県加茂村大字行重貝尾部楽)が都市伝説化したものだ。「津山事件」とは極度な神経衰弱に陷った同部落の都井睦雄(22歳)が猟銃や日本刀で30人の部落民を殺害した事件であり、事件のあと都井本人も猟銃で自殺をしている。同部落(貝尾部落)の人口は111人であり都井はその約4分1を殺害したのだから恐ろしいことである。ちなみに、杉沢伝説の舞台となった同部落は現在では津山市加茂町になっている。
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