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夕日が西に沈む頃
全ての作業が終わり私達はプリントを持って職員室に向かった
ドアの前に立っていると中から人が出てくる様子だったので ドアの横に立っていた
「しつれいしましたぁ」
その声に胸が高鳴った
「先輩…」
おもわず声がもれてしまう。
先輩は振り返り私をじっと見つめる
「あっ、あのときの子だよね?俺のこと覚えててくれたの?」
当たり前ですよ…
好きなんだもん。
それより私のことを覚えてくれてたなんて嬉しすぎてどうにかなってしまいそう。
「はい…先輩今から帰るんですか?」
「うん、そうだけど…一緒に帰る?」
えっヤバイよこの展開…
「いいんですかっ?」
「おうっ!いいよ」
そう言って笑う先輩に
私はまた
恋をしてしまったんだ…。
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