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私は初めて本気で人を好きになった
でもあれから一度も会ってないんだ…
名前も知らない先輩に恋をして5日目。
早くもどん底に落ちたあたしだった。
「はぁ…」
大きなため息がおもわずもれる。
今は六時間目。委員長を決めている時間だった
なかなか決まらないこのビミョーな雰囲気
「おいっ、今ため息ついたお前っ」
先生が指しているのは…
わたし…？
「私っ!?」
「そうだ。お前、委員長やれ。」
「えっ…私ちょっとまっ…」
私の言葉はクラスのみんなの拍手でかきけされた
「じゃぁ、あと一人男子」
先生が話を続ける
「ぼくやりますっ」
そう言って手をあげた男子
「よしっ…じゃぁ、決定っ」
今まで誰も手を挙げてなかったのに私がやると決まってから 手を挙げた男子
これは…
いやっきっと偶然っ
そう自分に言い聞かせた
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